ふたりの距離の概算作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/26メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 134回この商品を含むブログ (129件) を見る古典部の新刊。『遠まわりする雛』がこないだ出たところなのに、…

蛙の子は蛙の子:父と娘の往復書簡 (ちくま文庫)作者: 阿川弘之,阿川佐和子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/06/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るこのところ阿川弘之を読んでいて、『春風落月』に収められていた、この本の阿川弘之の…

サイゴン・タンゴ・カフェ (角川文庫)作者: 中山可穂,角川書店装丁室大武尚貴出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2010/01/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見る まだお互いどうしようもなく愛し合い求め合っているのは…

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 168回この商品を含むブログ (473件) を見る軍艦長門の生涯 (上巻) (新潮文庫)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売…

甘栗と金貨とエルム (角川文庫)作者: 太田忠司,ミギー出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/02/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (13件) を見る名古屋を舞台にしたミステリ。主人公、好きか嫌い…

阪急電車作者: 有川浩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 211回この商品を含むブログ (381件) を見る図書館で借りました。 阪急今津線を舞台にした短編集。「阪急電車」つって今津線てなかなか出て来ないですよ…

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)作者: 万城目学出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/01/27メディア: 新書購入: 16人 クリック: 114回この商品を含むブログ (110件) を見る私は万城目学がどちらかといえば苦手なんじゃないかと思う。万…

歌手和田アキ子らが所属する大手芸能事務所「ホリプロ」が、創業５０周年記念事業の一環として映画「インシテミル」（中田秀夫監督、今秋公開）を製作し、主演８人に藤原竜也や綾瀬はるから、所属俳優を起用することが１７日、分かった。 藤原、綾瀬のほか、…

赤い竪琴 (創元推理文庫)作者: 津原泰水出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/09/30メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る東京創元社だしミステリなんだろう、と何の疑いもなく読んでいたけど、なんと恋愛小説だったらしい。…

妹から電話。「ちょっと聞きたいねんけど」「何？」「赤木かん子の、『こちら本の探偵です』か『子どもの本とごちそうの話』かに出てきてんけど、女の子が主人公で、たぶんナイフだけは持ってて」「それ『家なき娘』じゃないの？シャツとかつくるやつやんな…

金春屋ゴメス (新潮文庫)作者: 西條奈加出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/09/30メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (45件) を見る出先で読むものに困って購入。いや面白かった。近未来の日本に江戸国っていう独立国ができて、そこは鎖国…

子どものトラウマ (講談社現代新書)作者: 西澤哲出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/10/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (15件) を見る 自分が予想していなかった事態に遭遇したり、もしくは取り返しのつかないようなミスを…

追想五断章集英社 2009-08売り上げランキング : 403Amazonで詳しく見る by G-Tools基本的に怖い話とか辛い話が駄目で読めません。たまに＜傷つけられてもいいと思う作家＞てのがいて、そういう人のだけ、怖くてもいい、どう傷つけられるかちょっと楽しみ、っ…

モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)講談社 2008-03-14売り上げランキング : 198425Amazonで詳しく見る by G-Tools覚えがあると思ったら、すでに持ってた。屈辱。

ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス)講談社 1994-08売り上げランキング : 881335Amazonで詳しく見る by G-Tools手持ちを再読。ノベルスで持ってるのと、この表紙が好きなのでこっちにリンク貼りました。 これこそ何度も読んだはずなのにいろいろ覚えてないよ！…

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)新潮社 2004-01売り上げランキング : 155258Amazonで詳しく見る by G-Tools購入。いま頭が有栖川有栖の火村シリーズしか受け付けない状態。こないだ車で鞍馬を通ったので、雪華楼の情景が想像できて楽しかった。以前いちばん有栖川…

高村薫の『神の火』に出てきた中華料理屋＜王府＞には、モデルになった店があるらしい。島田や日野がいた場所！とかそういうことじゃなく、あれほどおいしそうな食べ物が実在するなら食ってみたい！という意味で、実に行きたい。付き合ってくれそうな人もい…

白い兎が逃げる (光文社文庫)光文社 2007-01-11売り上げランキング : 87871Amazonで詳しく見る by G-Tools有栖川は短篇の名手、て言われてますが、私は短篇集より長編のほうが好きです。なぜなら人間関係や状況の把握がものすごく苦手だからです。でも今回は…

朱色の研究 (角川文庫)角川書店 2000-08売り上げランキング : 192062Amazonで詳しく見る by G-Toolsハードカバーで持ってたのを文庫で買い直して再読第二弾。こちらのほうが新しいので『海のある……』より記憶は確かでしたが、＜テレビ電話が発明されていたら…

海のある奈良に死す (角川文庫)角川書店 1998-05売り上げランキング : 212830Amazonで詳しく見る by G-Tools再読。昔ハードカバーで持ってたけど文庫で買い直しました。細々したとこは覚えてるんだけど、大筋はすこんと忘れてたぜイエイ。昔読んだけどあんま…

レディ・ジョーカー〈上〉高村 薫毎日新聞社 1997-12売り上げランキング : 46612Amazonで詳しく見る by G-Toolsレディ・ジョーカー〈下〉高村 薫毎日新聞社 1997-12売り上げランキング : 94792Amazonで詳しく見る by G-Tools結局ハードカバーを持ち歩いて読…

神の火〈上〉 (新潮文庫)高村 薫新潮社 1995-03売り上げランキング : 286489Amazonで詳しく見る by G-Tools神の火〈下〉 (新潮文庫)高村 薫新潮社 1995-03売り上げランキング : 274889Amazonで詳しく見る by G-Tools高村薫再読月間。この頃からLJくらいまで…

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)有川 浩新潮社 2009-06-27売り上げランキング : 615Amazonで詳しく見る by G-Tools私は基本的に、読み返さない本は買わない。昔からの癖で、一度しか読まない本にお金をつかうのが無性に悔しく感じられるので。有川浩の…

葬儀の日 (河出文庫―BUNGEI Collection)作者: 松浦理英子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1993/01/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (35件) を見る引き続き松浦理英子週間。「若いなあ……」と思ってしまった。好きで何度も…

犬身松浦 理英子朝日新聞社 2007-10-05売り上げランキング : 71457Amazonで詳しく見る by G-Toolsいま個人的に松浦理英子週間なので、ひさしぶりに再読。どぎついところはほんとにうわってなるけど、愛する人のそばに望むかたちで在ることの喜びがあふれるよ…

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/03/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 61回この商品を含むブログ (102件) を見る桜庭一樹、読むのは実は二作目。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は、…

子どものトラウマ (講談社現代新書)作者: 西澤哲出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/10/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (15件) を見る再読。トラウマになるような過去は持っていないと思うけど、自分の弱いところを強くし…

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)作者: 米澤穂信,片山若子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/03/05メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 105回この商品を含むブログ (309件) を見るちょっと落ち着いたので、改めて感想を書いてみる…

読んだ。 詳しい感想は後で書くけど、泣く話じゃないのに泣いた。これが私の読みたかった話だ、と思った。言いたいことはいっぱいあるけど、ネタを割らずに書ける自信がない。 それにしても小佐内さんはやはり、米澤キャラの中で最も好みの人であることです(…

木曜組曲 (徳間文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2002/09/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 180回この商品を含むブログ (59件) を見る 『つかさは幼い頃から自分が観察者であることを自認していた。言いたいことははっきり言うものの…