ミドリコ雑記帖

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太田忠司『甘栗と金貨とエルム』

甘栗と金貨とエルム (角川文庫)

甘栗と金貨とエルム (角川文庫)

名古屋を舞台にしたミステリ。主人公、好きか嫌いかでいうとかなり嫌いな属性のはずなのに、なんか<好き>にすべりこみました。面白かった。でもこれを読むと名古屋ってものすごく異文化圏に思えるんですけど。<イタリアンスパゲティ>とか、<味噌で煮た真っ黒なおでん>とか、<名古屋で平穏に暮らしたいならドラファンを敵に回してはいけない>とか、どの程度フィクションとして誇張されてるんだろう。