有川浩『レインツリーの国』

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私は基本的に、読み返さない本は買わない。昔からの癖で、一度しか読まない本にお金をつかうのが無性に悔しく感じられるので。
有川浩の本は心に痛いシーンが多くて、読み返せるかというと読み返せる気がしない。（『空の中』、買ったけど一度しか読んでない。買った本を一度しか読まないということはないので本当にめずらしい)。「レインツリーの国』も、たぶん読み返せない。でも買ったことに後悔はしていない。これって何なんだろう。
好きじゃないのに買って何度も読んでる本なんかもあって、それはそれで謎なんだけど。

ところでこのタイトルを見てから、PSY・Sの『Wondering up and down〜水のマージナル』が聞きたくてしょうがない。♪レインツリーの木の国、という歌詞のせいですが、もう目にした瞬間にCHAKAの声が回りだしたね。