洗剤を買いました。リキッドトップ詰め替え用。
「詰め替え用」という言葉は、なぜか幸せな感触がします。古い洗剤を使いきって、新しいものに詰め替えるときの、不思議な充実感。重くなった容器を持つときの、うきうきする感じ。何が違うわけでもないのに、なんか幸せ。容器に入った洗剤を買うのはなんとなく億劫なのに、詰め替え用ならいそいそと籠にいれてしまうのはなぜなんでしょう。ちょっと安いから？ でも、数十円、せいぜい百円の差とは思えないこの幸福感。道端で百円拾っても、こんな幸せは味わえないと思う。きっと。
洗剤を詰め替えるだけで幸せになれる私は、ドラッグストアが大好きです。実直な妻気分のときは台所用洗剤や洗濯石鹸の棚を眺め、飽きたらクレンジングやシャンプーの列をのぞき、ちょっと華やかな気分になりたいときはコスメのコーナーへ。デンタルケア用品売り場も捨てがたい魅力があるし、そもそもの主力商品であるお薬は見ているだけでも楽しい。世の中のいろんな困難は、ドラッグストアの商品で解決されるんじゃないかと思えるくらいのなんでも感。好みを言うなら、ちょっと広めで、よく整頓された、明るい雰囲気の大型ドラッグストアがいいな。
ちなみにドラッグストアと同じくらい、大型スーパーも好きです。あっちは家具寝具に衣料品も入ってくるので、また別の魅力があって素敵です。ああ、ドラッグストアと大型スーパーのほどよく近くに住みたい。
