2004-11-21 銀色夏生『丘をバラ色に染めながら』 book 友人とのメールに、急に詩が読みたくなって手を出した一冊。 順を追って説明してくれるわけじゃないんですが、無造作に選び出された言葉が、ばっちりストライクを決める、という感触があります。ドリにはじぇーんじぇんわからん、という詩もあるんですが(笑)。「恋する少女を力づける言葉」なんて、もう、そのとおりですうううっ、とアタマを下げるしかないです。そうなんだよねえ。 人はしあわせになれるのに どうしてか なりたがらない 『透明の石』より ここには入ってないけど、こういう言葉に虚を衝かれます。