ミドリコ雑記帖

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ソラネコ『“ラ”をとって“ソラネコ”に戻ります記念 〜パンツ100枚カレー100杯祭り〜』

かみさま

パンダパンダ
うしの感触がした
わっか
まるかじりはとぽっぽ
かたつむり
ピッ!
ゆきうさぎ
あさ
とかいじんだいかいじん
ヤマン
あるく人
青いおさかな
ヤモリのひとみは緑色
ぶらさがる男
かまぼこ
純愛モーレツソング
パンツ100枚
<アンコール>
まるまるまる
ケモノちゃん

曲順あやしいかも。ぬけてたり題がまちがってたりするかも。

ひさびさにソラネコのライブを聞きにいきました。
ドリがはじめて聞いたときは「ラ・ソラネコ!」で、そののち「ラ・ソラネコ」(ビックリマークがとれた)になったこのバンドですが、このたび「ソラネコ」にもどることになった記念ライブなのでした。でも、実はメンバーのもりねーはそのことを知らなかったようなのでした。そのへん、いかにもソラネコらしいです。
わくわくしながら会場の「ぷーら」の近くについたところで、何かとてもなつかしい顔の人とすれ違いました。あっ、これはソラネコのキムラさんだ!(ちなみに面識はない)ものすごくびっくりした顔をしたであろうミドリコに、キムラさんも「なんだこれは」といぶかしげなお顔。まあ当然でしょうな。でも、一年近くぶりのライブだったんだもーん。そしてミドリコはキムラファンで、キムラさんはミドリコの友達にとてもよく似た顔をしてるんだもーん(極私的理由)。
会場の「ぷーら」は、古い京町家をつかったチャイとカリーの店です。スパイシーであっさりしたカレーを食べながら、のんびり開演を待ちます。ホットカーペットが敷いてある白熱球の部屋で、昼間さわぎすぎたミドリコたちはまったり気分です。まったりと「大阪市の区の名前」とか「環状線の駅の名前」とかを挙げて遊びます。どちらもまっすん即答。でも、大阪市は24区だったよ。たぶん此花区が抜けてたよ。(参考→大阪市HP
いいかげん眠たくなりだしたころにライブスタート。白い布のむこうがわで、ぐるぐるまわる謎のスライドに照らされながら、「かみさま」「にじ」と、静かな歌ではじまりました。ひさびさのはたさとみさんの生声だよう。うれしいよう。せつないよう。
鳴りものが楽しい「パンダパンダ」、謎の名曲「うしの感触がした」。鳴りもの早変わりを見るのがたのしいなあ。うしの謎の沖縄ノリ(?)も大好きだなあ。
この辺から曲順が定かではないのですが(鳥頭……)知らない曲もありつつ、知ってる曲は楽しく、聞かせていただきました。「わっか」(「わ」だっけ?)は、ほにゃんとあったかい。
「まるかじりはとぽっぽ」って、そのセンスがすごい……。
<ピッとされる感じ>わかるなあ。階段の上にいるとなんでもないことなんだけど。
「かたつむり」は何回聞いても泣けるのです。歌の意味とかじゃなくって、ざくーんと胸にくるのです。ソラネコを聞いてると、楽器もうたうんだなあって思います。ドラムもギターもベースもアコーディオンも、いっしょになって歌ってる感じがする。こういう歌を歌いたいよう。
「ゆきうさぎ」大好きなので、聞けて感激です。これも意味じゃなくって、ダイレクトに訴えてくる気がする。
「あさ」<どうかそれが見つかるまで やさしい手で包んでほしい かみさま守ってください そのやさしい手で>かみさまって言葉がソラネコの歌にはよく出てくる気がします。そのかみさまは、ミドリコの信じてるかみさまと近いところに住んでる気がする。
「とかいじんだいかいじん」"都会人 大怪人"です。みんな銀色にひかる頭にアンテナを生やし、黒縁めがねをかけての演奏。かじいさんがほんとに怪人ぽくって怖いです。
「あるく人」聞かれると思ってなかったからうれしかったよううう。ソラネコを知るきっかけになった歌だったのです。いつ聞いてもせつないです。<あなたは前をみてあるく人>って、それだけじゃぜんぜんせつない歌詞じゃないのに、演奏されると泣いてしまうんだ。
「ぶらさがる男」を聞いて「キムラさん恰好いい……」と思ってしまうミドリコはちょっとおばかさんかも。でも、これがおばかさんならそれでもいい。このはじけっぷりが好き。
「かまぼこ」「海の香りをみなさんに」とかいいながら、棒につるした干物をふりまわすはたさん。……なんだかへんなにおいがすると思ったら、この干物のせいだったのね!(ミドリコは図らずも干物のすぐ隣に座っていたのです)でもかまぼこはよい曲です。干物はハタハタだったそうです。
「純愛モーレツソング」今日はやらないのかと思ってたのでうれしいー!入るところの掛け声、冬ソナブームにちなんで「ペ・ヨンジュン」で始まるラブラブソング。うわーん、やっぱり好きだよう。
そしてラストは「パンツ100枚」。ほんもののパンツが洗濯物のようにつるしてあって、はたさんはそのなかからパンツ型に切った紙ふぶきをふりまくのでした。がっはっは。
アンコール、「ウクレレなしならできるよ!ギターがんばってね!」と言いながら、「まるまるまる」。いまさらだけど、ぜんぶ暗譜なんだもんなあ。すごいなあ。で、最後はやっぱり「ケモノちゃん」。うわああん。
なんか、聞いてる間、すごく幸せでせつなくて、長いこと聞きにこなかったのが残念で、でもいまここに幸せな気分でいられることがうれしくて、ほけーっとしながら座ってました。大事な人がたくさんいるけど、この人たちがみんな家族になれたらいいのになあ、なんてことをいきなり思ったりしました。無理だってわかってるけど、無理じゃないといいのになあ。友達と仲間と家族はミドリコの中でちょっとずつ違うのです。家族ほしい。