ミドリコ雑記帖

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アンサンブル・エヴォリュエ練習

大見得を切ったので参加(遅刻したけど)。でも、行ってよかったです。体調悪かったんですが、エヴォで歌ったら翌日にはやや回復。因果関係は立証できませんが、素晴らしい。

細かい不満はいろいろあるのですが、とにかく歌っていて楽しかったですね。「pって書いてるんだから小さくして」とか、「アクセントがついてるんだからちゃんと守って」みたいなことを言われないのが嬉しい。逆に、そういうこと言われるのはものすごいストレスなんですよね。

エヴォリュエとは関係ないけど書いておこう。
「書いてるんだからやれ」「書いてるんだから守れ」っていうの、ものすごく腹がたつんです。守れってなんなんだよ! 自分の気持ちを通って出てきてない音なんて駄目だよ! 楽譜に書いてある記号は、表現のための手がかりであって、道路標識のようにただ守ればいいってものじゃないはずです。いや、道路標識だって、そこからいろんなことを推測して、考えて、判断しなきゃいけないですよね。人の前に立って音楽をやっている人にそれを言われると、素人ながらすごく腹立つんですよ……(もちろん時と場合によるわけですけども)。

で、エヴォですが。
飯沼先生は「この指揮者は毎回やることが変わる。次の練習では言ってることが変わってたりする。だからそういうものだと思ってついてきてください」みたいなことをおっしゃるのですが、ミドリコはそういわれるとなんか嬉しくなっちゃうんですよねー。だって、歌い手が変われば音楽も変わるものだと思うし、そしたら指揮も変わるでしょう。ミドリコは鈍くてそのあたりきちんと感じ取れないんですけど、でも、そっちのほうが好きだし、いつかは指揮者の意図をすかさず汲みとれる人間になりたいのです。

自分の歌のほうは、「こう歌いたい」「指揮者はこういう歌い方がほしいはずだ!」と思ってやってるつもりなのに、ピンポイントでその部分を指摘されてがっくり。やりたいけどやれてないのか? やってるつもりでもやれてなかったら駄目なんですよね。悔しい。

でも、楽しい。ぴえに*1の本番で味わった楽しさを思い出します。こういうのがほしいでしょ?こういうことやりたいでしょ?って対話しながら歌う歌。
エヴォ歴、飯沼京子歴が長い人には、もしかして不満が多いのかもしれませんね。でも、ミドリコにはこれだけでも十分魅力的なのです。

今日の学習。
4/4や3/4の強拍・弱拍って、思っているよりずっと大事なことなのかもしれない。「何にもない歌」、「ただの音」になるのが怖いけど、どうやればそうならずにすむのか見当がつかずにいたのですが、この辺にも糸口がありそうな気がします。「拍子感を忘れずに歌う」ということ。
飯沼先生が目の前で歌ってくださるのも、とても勉強になります。コンクールの曲だけじゃなくって、もっと他の曲も歌いたくなります。

「小アンサンブルがやりたい」とこのところ騒いでいるミドリコですが、やりたいのはただ単に少人数で歌うことじゃなくって、音楽の好きな人と音楽をやりたいんだな、といま気がつきました。連弾でもいいし、気の合う伴奏者とソロでもいいし、でも合唱も勿論やりたい。とにかく、音楽をね、やりたいんです。

*1:いまは亡き小アンサンブル。TK兄さんとはここのご縁で知り合いました。