ミドリコ雑記帖

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デパオクミュージックvol.4

ロボピッチャーの1stフルアルバム発売直後、デパートの屋上でフリマとかライブとかやってるユカイなイベントもこれが最後?(会場になってるプラッツ近鉄が閉店するので)てことで、行ってきました。今回はにらもやし先生と一緒です。ぜんぜん別ルートから互いにロボピッチャーを知ってファンになってたという不思議なつながりです。
前日、ちょうど台風がきてたし雨だったら屋内で残念、て話をしてたのですが、待ち合わせた時間はぴかぴかの快晴。笑顔で「晴れましたねー!」と言ってたのに、雲行きがどんどんあやしくなって、限りなく危険な感じの曇天、ときどき水滴が風に舞う中でのスタートとなりました。
最初の倉橋ヨエコさんはキーボード弾き語りの人で、よくこんなに歌いながら弾けるなーて感じにじゃかじゃか弾いてがんがん歌っておられました。「夏」という曲のメロディラインが印象的でした。キセルは兄弟ふたりでやってはるユニットなのですが、喋りかたとかよく似たほよんとした感じで、声も似てるのでいい感じにひとつの楽器みたいで、楽しかったです。うちも姉妹で歌い方似てるけど、駄目なとこばっかり似てるので、姉妹ユニットなんてやったらおそろしいことになるなあなんてふと考えて、嫌な気分になりました(笑)。
で、そのキセルさんが終わったあたりで雲行きはもう限界といった感じ、顔に当たる雨粒がどんどん大きくなってくるスリリングな状態で、トリのロボピッチャー。1曲目は『ファンファーレ』。前回のデパオクでも聞いた曲で、私はそのときは遠く離れた遊具の陰で見守っていたのですが(暑かったし)、ああーライブって適正な距離で聞かなきゃ意味がないんだーとしみじみ思いました。近い遠いもあるけど、ここまでが会場、っていうスペースの中にいるかいないかで、熱気の届き方が全然違いました。すごい。迫力。
1曲目が終わったところでMCに入ろうとして加藤さんが伊藤さんに話題を振ったのですが、「そんなことより1曲でも多くやろう」ってことで(笑)そそくさと2曲目に。「たった2つの冴えたやり方』。ベースの有田さんの表情がすごく素敵でミドリコ釘付け。そして「いまの状況にぴったりの曲をやります。『だいじょうぶ、たぶん』」場内爆笑。「♪天気予報は雨の100% それでもなんだか晴れそうさ だいじょうぶ、たぶん。」と歌った直後から、無視できないくらいの雨になってきて、「♪わからないまま佇んで雨に打たれてだいじょうぶ、たぶん。」と終わる頃にはもうだめだー、という雨に。でも加藤さんも笑ってたけど「歌詞と状況があまりにもぴったりで」って、ほんとに、そんな感じでした。得がたい経験。
「まだ終わりませんよ!」なんて言ってらしたのですが、結局2曲を残してこの日は中止に。残念ではあったのですが、最近涙もろくて困っている私としては、最後のデパオクへの感慨とかプラッツ近鉄への感謝とかが綿々と語られる場面が省略されてほっとしました。このうえなくグダグダの終わり方だったんですが、それでよかったー、みたいな。
13日に出たばかりのアルバム『アリバイと40人の盗賊』を買って、ノッポさんみたいな恰好で写真を撮ってたデザイナーのO田さんにちらっとご挨拶して帰りました。しかしなんなのこのCDジャケット。胡散臭すぎる。*1アリバイと40人の盗賊