今年はシンポジウムの関係でコンサートホールなんですって。しかも時期もずれてばっちり試験中。みんなで手を取り合って単位取りの綱渡りをしている後輩たちには辛いことでしょう(笑)
直前の『葡萄の木』がとてもよく響くよい感じの声で、うわこりゃーたにこん見劣りするんじゃないかな、と内心ヒヤヒヤしてたのですが（バランス的に女声が弱い団という印象があったのですが、きれいに響いていました。もう少し明るいほうが好みではあるのですが）、なんかよかったんですよ。うわーびっくり(失礼）。
京都コンサートってあんまり好きじゃないホールなんですが（またもや失礼）すごーくきれいにすかっと響いてて、頭上の空間が曲（『空』って曲でした。あんまり知らないの）にもたにこんにもよく合ってて、よかったなー。ちゃんとしたホールで歌うってだいじなんだな、と思いました。後輩たちにもいい経験になったのではないでしょうか。（とは言うものの、京都コンサートで何度かうたっているミドリコは「怖い！怖いよ！」しか記憶にナイの……）
次の木曜会まで聞いて出たのですが、やっぱりステージ全体に広がると響きが散らばっちゃうんですね。昔師匠が「京都コンサートは後ろのほうが歌いやすい」って言ってたんですが、初めて実感しました。なんか面白かったです。
……「合唱団所属の合唱人（わりとマニア）」ていう枠からはなれてみると、いろんなことが素直に楽しめる気がしてきたこのごろなのです。
