ミドリコ雑記帖

ミドリコが思いついたことをなんでも書く場所。Amazonアソシエイト参加、楽天アフィリエイト利用しています

大谷大学混声合唱団サマーコンサート『VIVA! 歌心伝心』

卒団して×年も経つと、同回生が聞きにこないんですよねー。今回もミドリコの回生はミドリコ一人、上下2代は全滅、上はかず先輩とまっきゅーさん(とK沢旦那様<別格)だけでした。いや、むしろ来ないほうが自然だって分かってるんですが。でもでも。しくー。

エール。人数多っ! 現役の頃のミドリコたちに売ってほしいくらい。しかしそのわりに声が出てないのは何でだー。とくに女声が可愛すぎ。よくまとまってはいるけど、消極性の現れととれなくもないなあ。Fでよれってるようじゃ駄目よー。といいつつ、ミドリコも最近はGでふらつくけどさー。
1ステ。きれいな曲。きれいな演奏。なんだけど、つながっていくものがないなあ。一瞬一瞬はきれいだけど、それはただの音で、音楽じゃない気がする。掛け合いになると、「わかってないで演奏してる」てのが剥き出しになる気がしました。
2ステ。「ティオの夜の旅」木下牧子。これは11年前にきーちゃん先生が振らはった曲で、そうなると当然古いOBの点は辛くなるわけです。ドリも生では聞いてないけど、テープは伸びるくらいきいたから「たにこんのティオ」「きーちゃん先生のティオ」は染みついちゃってるのです。
もちろん音楽にはいろんな解釈があるから、北村先生の演奏がベストなわけじゃないですけど*1、ちょっとそれ以前でないかいな、と思ってしまりたです。
んー、発声がよくない、てのがいちばん痛い。技術があればなんでもできる、とは思わないけど、技術があればいろんなものが表現しやすくなる、てのは確かだと思います。表現したいことがいっぱいある人たちなのは知ってるから(濃い。ほんとに濃ゆい。ゲンダイのワカモノにあるまじき、てくらい濃ゆい)、それが表に出てこないのが毎度のことながらすごくもどかしいです。
「海神」だけ急に生き生きした声になって、好きなんだなあ、てのはよく分かったんだけど、おんなじくらい「ローラ・ビーチ」も「祝福」も好きなんじゃないの? 経験的にそう思うんだけど、演奏からはそれは伝わってこーなーいー。1ステよりいい(好きな)演奏ではあったのですが、曲が曲だけに点が辛くなってしまうのでした。
3ステ。企画。昔のどもならん企ステを知っているので、何を見てもけっこう感動しちゃうんですが、それじゃいかんのだろうなー。へなへなコントも好きなんですが、見る人によってはイタいのかな。どうなのかな。「なにも合唱じゃなくても」ていう場面が多かった気はする。あと、状況に応じて適宜曲を短くしたほうが、て気はしました。つか飽きた。ごめん。でも、ステージのがんばりに対してお客さんのノリも冷淡な気はしましたね。最近の傾向? ミドリコが現役だったら、定演はサクラを多めに用意しておくと思います(笑)。
好きだけど、だからこそもっとがんばってほしいなあって、そういう演奏会でした。定演がんばれ。

*1:一般論としては。ミドリコの中ではきーちゃんの演奏がベストになる率がひじょーに高いです。崇拝してるんで。