ミドリコ雑記帖

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大阪大学男声合唱団第52回定期演奏会

今でも……ローセキは魔法の杖(遠藤雅夫)
思い出すために(信長貴富
異国の丘
ジプシーの歌(A.ドボルザーク

毎年通いつめてついに9年目(……)の阪男定演。知り合いなんてほとんどいないのに、身内のような気すらします。阪男には迷惑だろうよ(笑)でもまあ、愛あるがゆえの辛口コメントで、ちゅーことで。
1ステ。ローセキ、好きなのに期待してたのにー! なんか音楽が小さい。バウンドするボールが、地面につく前につかまれるみたいな気持ち悪さがあります。決して下手じゃないんですよ。トップはしんどそうだけど(人数少ないからなあ)、低声とかうまいし、揃ってるしハモってるし。でーもー! 違うのー! 音楽じゃないのー!何の執着も葛藤もない、ただの音だそれはー! ローセキでひいた線の向こうには、そんなつまんない世界しかないの? 爽やかなレモンの風ってそんなに重たい? そんなのが胸に抱く愛なの? そういう風にしか聞こえなかったよー。
一年間、がんばってきたんだろうし思い入れもあるだろうし、あんまりこういうこと言いたくないけどー、でも、うーん、褒められないー。

2ステ。おお、先生のステージだと声が出るではないか。学生の演奏会を聞いてるとほんとに思うんだけど、指揮者で声の出方って全然違ってくるんですね。なんかちょっとほっとしました(笑)。でも、まだ端正な気がするなー。褒め言葉ではなく、ね。もっと自由に奔放に歌ってほしいー! 「思い出すために」とか、きょーこさんのソロで聞いてるので(余談ながら、そのときミドリコは譜めくりだったので、「ああー、ここがわからなくて冷や汗かいたんだった……」などと思い出してしまいました)、「もっと恰好いい曲のはずだー!」と思いました。藤澤先生は相変わらずお美しくて素敵でしたが、露出度が低くてやや残念でした(どこ見とんねん)。

3ステ。なかなか渋い選択じゃのう。どこでタップ踏むんだろうとヒトゴトながら心配してたのですが、ちゃんと華やかなシーンもあってほっとしました(ほっとしてどうする)。
指揮者がかっこいい! 最初は単なる恰好つけ?とか思ったんですが、いやいやどうして、すごいじゃないですかー。ラッパ吹いてるの見て思い出したけど、そうそう、去年もいたよトランペットの人! 心なしかみなさん歌いやすそうな気がするのですが、気のせい? ミドリコは指揮者みてると楽しくって、ステージ半分見ながら後の半分は指揮者を見てたよ。(<普段は客席にいるときはめったに指揮者は見ないのです)
歌って踊って、毎年すごいなーと感心するのですが、うーん、楽しいだろうねえ。それとも、楽しいどころじゃないのかな。どうなのかな。何にしても楽しく聞ける(内容は楽しくはないけど)ステージでした。
4ステ。ああっ、平林先生に前髪がある!そしてスカートをはいていらっしゃる!(だから何を見ている……?)
ぼーっとピアノに聞きほれていて、気がついたら歌についてはあんまり聞いてなかったよ……。ピアノがついてることもあって、1ステほどの気持ち悪さはなかったです。ピアノがもっと聞こえてもいい気がしたのですが、ミドリコの趣味か、人数に合わせて抑えてらしたのか(でも藤澤先生のときも思ったの)、もしかしてピアノのせいなのかな?
そうそう、去り際に、実はスカートに深いスリットが入ってることが発覚。脚が!先生の脚が!(だからどこ見てんねーん)先生、歩幅が大きいです! ちょっと刺激的です!
アンコールはしみじみとよい曲でした。あとで聞いたら副指揮者の編曲なんですって。阪男って、何年かにひとりすごいのが出るなあ。