ミドリコ雑記帖

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大谷大学混声合唱団定期演奏会

後輩たちの定演でした。
学歌。ユニゾンはうまいなあ。各パートがまとまってて、誰も飛び出さなくて、とてもたにこんとは思えない……(獏)。しかしソプラノはちょっと弱すぎでした。人数いちばん多いのに……。
1ステ。伝えたいことはあるんだろうなあ。この曲、好きなんだろうね。でも伝わってこないぞ。何か怖がってる?きれいにまとめようとしてる?平林先生も心なしかもどかしそうに聞こえます。「ほら、もっとやろうよ!」って誘ってくれてるのに、何か爆発しきれない感じ。
終曲の出だしで、ようやく壁が破れた感じがしたのですが、でもdim.でそのまま墜落しちゃった感じが。もったいないよ!嬉しそうな顔して歌ってるのになあ。その嬉しさ、声にしてみせてよ。めちゃくちゃでもいいよ、そのほうがきみたちらしいよ、ぜったい。
2ステは佐藤先生の指揮。なんや声でるんやん!のびのびした声がー。あー。むずかしい曲なのにさー。ピチのsop.ソロとか、うまいやん!よくやったよー。がんばってるよー。それ、みっちーのステージでもやろうよー。しかし途中のステージ転換はよくないと思う。これは謙蔵先生の選択なのかな?
3ステ。その手拍子は宴会だ……!止めろよエヴォで歌ってた奴ら!でも、ようやくたにこんらしい演奏が聞けた、って感じがしました。楽しそうで、好きで、熱い。でもねえ、もっとやれると思うんだよねえ。ステージからこっちにやってくる熱がまだ足りないなあ。もっとめちゃくちゃやっちゃっていいじゃない。そんなに楽しそうな顔してるんだから、楽しそうな声で歌ってよー。アカペラの2曲目とか、なんか停滞しちゃってて勿体無いです。心配してた4曲目はうまくってびっくり。やっぱり現代っ子にはこういうリズム感が備わってるのかしら?
終曲は熱かったです。でも、すごくいいところまで盛り上がってきて、さあ爆発するぞ!ってところで終わってしまった……残念……でも、この日の演奏会で、ミドリコがいちばん好きだったステージは3ステでした。
4ステ。うまい。先生だといい声になるなあ。ブストーが歌える団になったんだなあ(前も歌ってたけどさ)。最後の曲がやや停滞気味で残念でしたが、ラストの"Praise!"だけやたら元気で微笑ましかったです。きっとものすごく練習させられたんだろうなあ。松浦先生のお顔が浮かぶようだなあ……。

アンコールは松浦先生で「The Load Bless You and Keep You」と、竜馬くんの「空とぶうさぎ」。うさぎは今日のステージでいちばんあったかくのびのびしてたかも。らしいなー、という一曲でした。

全体的に非常に好感のもてる演奏会だったのですが(まあ後輩だしね)、「うまさ」と「熱さ」の両立する演奏が聞きたかったなあ。いまにも臨界点を超えそうな、崩壊しそうな、勢いばっかりすごい演奏、そういうのが、ミドリコがたにこんに期待するものなのです。その上で、技術がついてくるともっといいな、と。そんで、技術を教えつつ熱さを引き出してくれたのが、ミドリコたちのときはきーちゃん先生だったんだな、と思ったのでした。これには先輩たちも同意してくれたよ。