さて終演後、宙に舞う幹事長を見届けて先生にご挨拶。かず先輩の代だと、「楽屋？入っちゃっていいの？」って感じらしい。ミドリコは、「来たからには挨拶して帰らんな失礼やん」って思ってたけどなあ。同じとこにいてても、代が違えば常識って違うものです。佐藤先生に「金曜の夜は空いているか？」と聞かれます（楽友へのお誘い）。遠いっすよ佐藤先生……。「前向きに善処しますう」とお返事。
卒団しててもたにこんはたにこんらしく、年上ほどホール前でだらだら。着替えをすませて出てくる現役たちにも挨拶。ギセンが可愛い頭になっていました。(笑)
さっきご挨拶した平林先生も出てこられ、さっそくＯＢにつかまります。ＯＢたち、挨拶しようとしたまっすんを押しのける勢い。すまんまっすん。もう爆笑トーク炸裂です。
「先生、ラブラブらしいですやん？」
「えー、なんで知ってんの？」
さすがでございます。
水色のストールをぐるぐる巻きにした平林先生に、「先生、ヨン様ルックですか？」
「せやねんー、チェ・ジウを目指したはずやのに、なぜかヨン様になってんねんー」
本番後のさわやかさもどこへやら、ホール前でスポーツ新聞を読みふける現役たちを見て
「さわやかボーイだったヤマダくんもあんな風にね……」
「たにこんに４年もいると、ああなるんですねえ……でも、先生のほうが現役よりよっぽど長いことたにこんにいてはるんですからね？」
「もう、ひげ根がはえてたりしてねー！」
本番後の先生ってテンション高すぎて楽しいです。大好き。
その後、現役たちと別れ（イイダ弟くんが可愛かったっす）、飲み会の時間が迫るのをものともせず、かず先輩、まっきーさん、イイダさんと駅前のドトールへ。お互いの砂糖とミルクの好みなんか熟知しあってる先輩たち……素敵……（男ばっかりってのが泣けますが）。まっきーさんはなぜか新実徳英の『生きる』がアタマを回っているご様子。ミドリコ、「新実はキライですう」と訴えます（好きな曲もあるんだけどさー）。
なんか、どうでもいい話をいっぱいしてた気がするんだけど、あんまり覚えてない……。でも、先輩方に囲まれて、とっても楽しかったです。あ、北村敏則先生のリサイタルの話をしたときに、「よかったの？」って聞かれたミドリコが、ものすごく嬉しそうな顔をして頷いたらしく、「そう、そんなに良かったの」と笑われました。だって良かったんだもーん！
そうそう、まっきーさん、マロンラテご馳走様でしたm(_ _)m
あまりに楽しかったので、飲み会に行く予定のなかった先輩方を連行して河原町へ。駅前でステマネのあこさんと一緒になります。ミドリコはしょっちゅう会うけど（ぴえにも一緒だったし）先輩たちには懐かしいんだろうなあ。そうそう、せーじ先輩、あこさんがトライトーンのＣＤと楽譜返せって言ってたよ！（伝言板）
で、ＯＢ飲み会です。木屋町三条の「いも松」。安くておいしく、店員のおっちゃんが面白かったです。遅刻してきた挙句、いきなり「追加３名！あ、えーと２名！」とかいう迷惑なお願いをにこにこさばいてくれてありがとう、えみちゃん。
３つ下、４つ下の代を中心に、じりみえ夫妻とか、演奏会には来てなかったはま先輩、りょーじくん、ひでさんなど、同回じゃないけどなつかしい面々が集結しました。とりかいと「好きだー」「きらいだー」といつものラブトーク(？)を交わしたり、ありいに向かって「ごめん、で自分誰？」と聞いてみたり（ちなみに「ヒビです！」と答えられた）、すっかり細くセクシーになった大将にびっくりしたり（鎖骨くっきり。舐めてえ……）、さとしに熱い視線を送るもすげなくあしらわれ（すでに恒例行事）かず先輩に「ほんまにそばにいてオーラ出てるなあ」と呆れられたり、まっきーさんに「女ボンジョビ」と言われたり（そうそう、まっきーさんに「見るたびお洒落になるなあ。昔はぜんぜんお洒落じゃなかったのになあ」としみじみ言われたよ！ とりあえず喜んでおこう）、ひとりこっそり熱燗を頼んでみたり、酔った挙句かず先輩に噛みついて悲鳴をあげさせたり、浅井がないないと騒いでいたプラダの札入れは実は上着の中にあったり、いやはや楽しいひとこまでした。
その後、青山でお茶して（お年寄り組だけで行ったけど、若者チームも同じ場所に来たよ。変な伝統）、四条河原町でタクシーを拾って、京都駅のツリーは素通りして（笑）帰りました。楽しかったー。先輩らとはまた飲みたいです。
