ミドリコ雑記帖

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坂井三郎『大空のサムライ』

大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社+α文庫)

大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社+α文庫)

大空のサムライ(下) 還らざる零戦隊 (講談社+α文庫)

大空のサムライ(下) 還らざる零戦隊 (講談社+α文庫)

なんか夫婦して撃墜王について調べてた時期があって、興味もあるし、普通に本屋で買えるんなら読んでみよう、ってことで購入しました。
予想外に読みやすくて面白かったです。冒頭の、坂井の生い立ちについてあたりはちょっと時間がかかりましたが、実際に飛んでるあたりになったら面白くて面白くて。私は戦闘機についてはほとんど知らないのですが、それでも面白かったです。
とても読みやすい文章で、それに加えて言い回しやなんかに、ああ昔の人だなあって思うところがあって、それがとても楽しかった。私が太平洋戦争ものを読むのは、昔の日本人の考えかたとか喋りかたとか生活習慣とかに興味があるから、ていうのが大きいです。あと、あとがきがものすごく面白かった。
友達に「『大空のサムライ』買った」て言ったら「ついでに『急降下爆撃』(ドイツの撃墜王ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの著書)も」って言われたんだけど、ほんとに読んでみたい気がしてきました。こっちは絶版らしいので、図書館で探してみようかな。