ミドリコ雑記帖

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読書的2011年

気がついたら12月は一度も日記書かないまま年が暮れようとしていました。あららん……。
世間的には激動の年でしたが、私としては特に変わったこともない一年でした。おおむね幸せだったのではと思います。

2010年は近代史ブームでしたが、今年は主にSFを読んでいました。とはいってもSFセンスがまったくないので、理解できたかというとはなはだ怪しいのですが、楽しかったのは楽しかったです。


決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

「おおこれがかの有名なモノリス」「こちらがディスカバリー号ですね」「これがあのデイジーデイジーの歌か」などと、まるで観光名所に来たおのぼりさんのような読み方をしていました。一応「2010年」まで読んだ。

ホーガンは他にも何冊か読みましたが、「SF読んでる」って実感がありつつ、私にとっては比較的読みやすいので楽しかったです。

有栖川有栖の『孤島パズル』にタイトルだけ出てきたな、と思って気になってたので。「これで泣かなきゃ人間じゃない」らしいですが血の色緑なので別に泣きませんでした。

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)

華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)

ブラッドベリはとても読みやすかったですが、個人的にSFを読んでる感じはあんまりしませんでした。じゃあおまえの考えるSFってなんだって言われると困るんですが……。実は再読なんですが、あまりに覚えてなくてびっくりしました。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

これはなんかダメでした。私コメディ向きじゃないんですきっと。最初っから笑わせるぜって全開で来られると無理です。すごいイギリスっぽいのかなって感じはしました。

アシモフは読みやすくてSFって感じがして楽しかったです。しかしホーガンと一緒で、細部を理解しているかと言われるとごめんなさいと言うしかない……。


あとはゲド戦記を読んでました。まだ読み終わってません。自分でも意外でしたが、4巻以降のほうが好きみたいです。


せっかく身につけた近代史の知識が端から飛んでいってるので、2012年はもう少し近代史も読んでみようと思います。SFは引き続き読む予定です。