ミドリコ雑記帖

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大谷大学混声合唱団サマーコンサート「恋の暑中見舞い」

かなり辛口ですのでご注意を。
ちょっと遅刻して、着いたら1ステが始まったところでした。なので、ちゃんと聞けたのは2ステから。
まとまってはいるのですが、なんだか音楽が小さい。楽しそうに歌っている人も結構いるのですが、どうにもこちらに伝わってこない。音はとれてるんだと思うんですが、「意味わかって歌ってる?」て聞きたくなるような感じで、伝わってくるものがないのです。2ステの最後はアカペラの曲だったのですが、確かにプログラムにも3曲って書いてあるけど、えっこれで終わり? って拍子抜けしてしまいました。

3ステは企画で、キャストは一生懸命喋ってるし、踊りもなかなか悪くないのですが、なんか歌が邪魔。歌が入るまでの微妙な間もそうだし、歌自体が、ポップスを歌うとアラが目立つのです。ユニゾンで揃わないのも問題だし、ソプラノがEより上が出ないって、それはどうかと。
がんばってはいるし、彼らなりに楽しいんだろうと思うんですけど、私はその演奏は好きじゃない、と思ったサマコンでした。後輩だけに欲目もあるし期待も大きいのは分かってるんですが、もっと気持ちのいい演奏をして欲しいなあ……と思うのです。もっとうまくなりたいって思ってほしいなあ。お客さんが、組曲の途中でも思わず拍手したくなるような、聞いてて思わず泣けてくるような、そういう演奏を聞きたいなあ。うまくはなくても、うまくなりたいと思っている、もっと何かをしたいと思ってる、そういう貪欲な感じって、客席にいる人を動かすと思うし、その必死な感じって、学生合唱団以外ではなかなか得られない、ちょっと特別なものだと思うのです。