ミドリコ雑記帖

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「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」

アナログゲームはお好きですか? よく遊ばれますか?

 

私は苦手でした。

いやアナログじゃないゲームは得意なのかと言われればもっと苦手なんですけど、アナログゲームが苦手なのは、ルールを把握するのが苦手な上に、極端に負けることが嫌いだったからです。ゲーム、やると負けるじゃないですか。それならやらなきゃいいじゃん! やる相手もいないし! ていう。

ちなみに過去最も屈辱的だったゲームでの敗北は、元オセロ部の京大生とオセロやってる模様を京大生数人に囲まれて論評されながら負けるというものでした。一手ごとに「これならあそこしかないですよね」「まあせやんな」「あーそこ行っちゃったか……」「ここからならどうします?」などと言われながら負けて、最後には座布団を投げました。

 

……とまあ、そのくらいゲームに向いてない私なのですが、そこそこ年をとったので、「まあ負けてもいいんじゃない、(お金のかかってない)ゲームだし」と広い心で思えるようになりました。

で、多少丸くなった私のツイッターのTLに、なんのはずみでか、ときおり面白そうなアナログゲームの話が流れてくるようになりました。

そのレポが面白そうで、ちょっとアナログゲームに興味を持ったところ、ライブ前にお茶してるときにライブ仲間のbetrayさんがいくつか手持ちのゲームで遊ばせてくれて、これが面白かったのですね。いや、ルールは把握できませんでしたけど……あとやっぱり負けるのは嫌でしたけど……(広い心どこへ行った)。

 

それがとても楽しかったので、ライブと関係なくアナログゲームやる会しよ!って声をかけて、何度か集まって遊びました。betrayさんが持ってるやつとか、お店にあったやつとか。

 

そのときに遊んで楽しくて、ついには自分で買ってしまったゲームがこちらです(長い前振りだった)。

 

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「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」。手札と引いたカードを組み合わせてプロポーズの言葉を作るゲームです。


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赤いのが手札です。6色あるので6人まで遊べます。手札と同じ色の指輪が3つずつ配られて、プロポーズを受けてもらえたら指輪を渡します。最初に指輪がなくなった人が勝ちです。

 

親がプロポーズされる人で、順番に親になっていくんですけど、ある程度仲のいいメンバーならそら楽しいやろ!ってやる前から分かる感じのゲームで、やってみたら当然面白かったです。

いかに上手な文章を作るかより、どれだけ説得力があるかとか、他の人が思いつかない独自性のある文章を作れるかとかが勝負を決める感じで、それがまた楽しい。同じようなカードを引いても、人によってプロポーズの方向性が違うので面白い。私がいちばんすごいと思ったプロポーズは「犬 暮らさないか」ってやつだったんですけど、それを言った人はプロポーズが受け入れられて指輪を渡すときに「これ首輪ね」と言ったのでしびれました。あとから「ワン!ってお返事してほしかったな」っておっしゃってて最高だなと思いました。

あと、カードのデザインがおしゃれなので遊んでて楽しいです。こういうの、わりと満足度に影響しますよね。

指輪がちゃちなのが残念なんですが、さすがにそこを追求するとおねだんが跳ね上がるので仕方ないですよね……安いアクセ屋さんでいいのがあれば調達したいところです。

大喜利ゲームなので、「頭使った……!」みたいな満足感はないですが、私が他人にルール説明をできるのはこのへんが限界なので、最初に買ったゲームとしてはよかったんじゃないかなーと思います。あと、大喜利ゲームなので、負けても悔しくないのもいいところだと思います。40過ぎても広い心にはなれていないようです。

 

とはいえ、プレイする側としては頭を使う(負けたら悔しい)ゲームがすごく楽しかったので、そういうのもまたやりたいです。とりあえずルールを把握できるように頑張りたいところです。