ミドリコ雑記帖

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ガレリアかめおか サンデープチコンサート第3部 うたう劇場出張公演

森季子(M.Sop.)

端山梨奈(Sop.)
山本康寛(Ten.)
五島 真澄(Bar.)

平林知子(Pf.)

ろちさんと友人N氏の三人で行ってきました。
わたくし少々所要時間を読み違え、開演時刻を少々過ぎて到着。一曲目の『鯨』の後半から聞かせていただきました。高い天井に鯨の航跡が見えるようで、気持ちよかったです。
女声で聞くのははじめての『夕べ』が、声とも合っていてとても素敵でした。そしてあの『きんもくせいのみち』のソロバージョンも。同じ旋律でも、アンサンブルの濃密な感じとは別方向の、さっぱりとしたさみしさが新鮮でした。
アンサンブルの『こどものうた2』、四人の声が四本のきれいな糸になって、からみあって共鳴する様子が見えるようでした。そして『ともだち』、久しぶりに聞いたらうっかり泣きそうになってしまって……大丈夫だと思ってたのに……!たいへんでした……。
このコンサートの会場は生涯学習センターのロビーで、天井がものすごく高いので響きがすいこまれてしまったり、隣で他のイベントをやっていて人の出入りがあったり、通路脇なので横を人がつねに行き来していたり、演奏を聞く場所としてはよろしくない環境だったので、ホールで聞ければよかったのにーと思いました。演奏はとても素敵でしたが、細かいニュアンスとかは飛んでしまって聞こえなかったので、しっとりした曲の多かったぶん残念でした。『鯨』は遠くからでもよく聞こえたし、『夜のとんがり帽子』や『ともだち』のような動きのはっきりした曲は、道行く人の視線も集まっていたのですが。
すごい繊細なフレンチのお料理を野外でいただいたみたいだなー、とか思いました(俗人なので「風で埃が!砂が!ああレストランで食べたい!」とかなっちゃうわけです。外ではおにぎりとかバーベキューとかが限界な人)。本公演も待ち遠しいんですけど、今回のメンバーの演奏も、ホールで聞いてみたいです。