ミドリコ雑記帖

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米澤穂信『ボトルネック』

ボトルネック

ボトルネック

<兄が死んだと聞いたとき、ぼくは恋したひとを弔っていた。>崖から落ちたと思ったのに、目が覚めたのは見慣れた川べり、家に帰ると存在しない<姉>がいて……。

米澤穂信の物語はいつも、深くはないけど痛い傷をつくる気がします。ひりひりと疼く、目を逸らしてしまいたい痛み。なんか、こんなのばっかり書いてて、大丈夫なのかなあ、ぎゅーって抱きしめてあげたいなあ(好みのタイプの作家ナンバーワンです)。
それなりに衝撃をうけているので、体勢を立て直したらまた何か書くかもしれません。