ミドリコ雑記帖

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友達になるプロセスその1

友達になる、というか、仲良くなりたいな、と互いに思ってから、気の知れた間柄になるまで、ですが。そこに至るまでの手続きってあると思うんですよね。ないかなあ。ミドリコにはあります。そこを経るのはめんどくさくもあり、楽しくもある。楽しさが少し勝る。そういう感じ。
違う育ち方をしてきたわけだから、ものの考え方だって違う。それが楽しいわけだけど、「どう違うのか」っていうのは知りたいですよね。それを知りたいから、もっと知りたいから、仲良くなりたいと思うわけで。その違いを確認したい、と思わない人とは、一定以上の深い友達にはなれないなあ。
なんにしても考え方は違うわけだから、ぶつかることだって当然あるわけですが、昔、友人のひとりがミドリコにこんなことを言いました。

「あたしは自分の要求することを主張するから、そこで引かないで、あなたも自分の主張を出して。そこでコンセンサスを得ようと思ってるんだから」

何年も前のことなんで、記憶はあやふやなのですが、だいたいこんな感じでした。つまり、相手のことは考えずに、自分の欲しいものを互いにそのまんま出して、折り合うところはふたりで見つけようよ、ってことです。そのときのミドリコの返答って、「コンセンサスって何?」という情けないものだったんですが、まあそれは置いといて(笑)
確かに、すれ違うことも食い違うことも、あって当然なんですよね。だから、本気で仲良くなりたいと思う相手だったら、よけいにその違いって、本気で主張しないと駄目なんだよね。
考えが違うしお互いを知らないから、知らずに痛いところを踏むことだって当然あります。でも、本気で仲良くなりたいんだったら、そのときに本気で怒らなきゃ駄目だと思うんです。あとから「あのときはほんとに傷ついた」とか言ってちゃ駄目なんだと思う。ミドリコは正直怒るのは苦手だし、「あーあ」と思ってばっさり切り捨てるほうが心理的には楽です。でも、本気で仲良くなりたい友達には、それはしたくない。腹が立つたびに、「私はそれがイヤだ」ってちゃんと言いたい。そこで相手が「そうは言ってもこれが俺の流儀だ」って言ってきたら、そのときにどうするか話し合えばいいと思うんです。
そこで仮に「ええやんそんなことどうでも」って言われたら、……どうするかな。頑張って食い下がるかもしれないけど、それこそそういう人とは、一定以上の深い友達にはなれない、気がする。