ミドリコ雑記帖

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練習。

本番前にあんまりテンション下がること書きたくないんですが、もやもやしてるので書いてしまいます。

歌うときに強制されるのがきらいです。「そうしなきゃいけない」からそうするんじゃなくって、「そう歌わずにいられない」からそうする、そういう歌が歌いたいんです。「ここはfだから大きく歌って」って言われても腹が立つくらいです。(時と場合によるけど)カンニングブレスの位置をあらかじめきめておく、てのも、必要かもしれないけど好きじゃないです。

楽譜の指示とは違うことをする、というのはオッケーです。そのほうが曲が生きる気がするときもあります。でも、ときどき、「それは違うやん!」って思うことがあるのです。こんなことしたら、この曲死んでしまうんじゃないの? って思う。そういうときって、なんか、たまんないんですよね。

もちろん、ミドリコは専門教育を受けてるわけでも立派な音楽歴があるわけでもないので、こちらの不見識って可能性は非常に高いです。でも、「そうしなきゃいけないからする」んじゃ、イヤなんだよう。納得させてくれよー。「こういう解釈もありなんだ!」って思わせてほしいんです。ホールに満員のお客さんを相手に、「これからこんなすごいもの聞かせるから!」って、胸を張りたいんです。

全国コンクールで金賞を取ってくる団体は、一糸乱れぬ美しい演奏をするけど、賞をとるために、やみくもに楽譜の指示を守ってるだけじゃないと思います。

いろんな環境のいろんな人が集まってるんだから、うまくいかないことだっていろいろあります。上に立つ人は、さぞかしもどかしいでしょう。でも、「練習開始時間になんとしてでも来い」って強制されて(だから嫌いなんですって)集められるより、5分でも10分でも歌いたくってだんだん人が増えてくるほうが、あったかい歌になるんじゃないのかな。そのほうが、結局、素敵な音楽になる近道なんじゃないのかな。
少なくとも、怒鳴られながら歌う歌はミドリコのやりたい音楽じゃない。

そんなことを考えながら歌っていたら気持ち悪くなって泣けてきて、手足が冷たくしびれてきて座り込んでしまいました。どうも過呼吸でないかと思われます。こんなの、はじめてなんですけど。なんてデリケートっぽい……。

たぶん、いまから音楽が変わっていくところだと思うのですが(そうでなければ困る!)。

最後に、へばったドリに付き合ってくれた姫、アニキ、かず先輩、本当にありがとう。