ミドリコ雑記帖

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アンサンブル・エヴォリュエ練習後

ちゅーわけで行ってまいりました。飯沼先生がどう書かれるかはさておき、ミドリコは今日も楽しかったです。楽しいからこそ、どうにかして行こうと思うんだよなー。だって楽しいことやりたくってやってるんですもの。
「冷え冷えと 雨がすぎれば……」sopはけっこう入りにくそう。というか、譜面は簡単そうだけど、ものすごく入りにくいんです、ここ。普通なら「ひえびえと」は3拍目の裏なんですが、ここは1拍目の裏なので、調子が狂うんです。それに気づけば対処のしようもあるかと思うのですが、わからないままだとものすごくしんどい(経験談です)。だって3拍目の裏から入る「雨がすぎれば」は普通に入れるんですよ。で、1拍目の裏の「枯葉つもる」でまたばらばらっといって、3拍目の裏の「道はくらく」は普通に歌える、と。やっぱり、<強弱中弱>のリズムは無意識に染みついている……というより、人間にとって自然なリズムを法則にしたらああなったんでしょうね。
ミドリコ課題だったfの部分もだんだん身になってきた感じがしはじめました。うーん、でも、これで終わりにしたくないぞう。何か、いろんなものをとても刺激されるのです。忘れていたことをいろいろ思い出したりして。
いろんな人がいろんなことを言っていて、素敵だなあと思います。ミドリコが強く思うのは、「自分の気持ちを通っていない音は駄目だ」ってことですね。「かなしい」って歌うときに、「よし、かなしい気持ちで歌おう」って思うだけでは駄目で、実際に、かなしい気持ちになってみる。作曲家が、どうかなしいか、というヒントはいろいろ出してくれているわけなので、それを探っていくのが音楽の楽しみのひとつだと思ってるんですよね。そこに、プロの指揮者やトレーナーがつくと、人に見せる(聞かせる)ためのバランス感覚や演出を与えてもらえて、さらに面白いわけですが。
そういうことを思いながら歌ってたんですが、この「実際にかなしい気持ちになってみる」って、ガラスの仮面北島マヤちゃんがやってた「感覚の再現」だと思ったら急に可笑しくなりました。『ふたりの王女』で、アルディスの演技のお稽古をしているあれです。まさにあれが必要なんだと思うんですよねー。美内すずえ恐るべし。

練習中は「はっ、これも日記に書かねば!」と思うのですが、帰ってくると忘れているのですよねー。で、練習中に思い出して悶える破目になるのですが……。思い出したら適宜追加しよっと。

練習後、久々に楽しく飲んで、終電で帰宅。知り合って日の浅い人、はじめて喋る人も多かったのですが、めずらしくリラックスできました。まっすん、ありがとね。

コンクールはいよいよ明後日。明日は出られないぶん、おうちでいろいろやってみようと思います。