指揮 飯沼京子
ピアノ 平林知子
オルガン 木島美沙子
ナレーション 田中晴子1 はる・なつ・あき・ふゆ
澤内崇 編曲
どこかではるが・夏の思い出 他2 典礼聖歌
高田三郎 作曲
神のみわざがこの人に・いつくしみと愛 他3 回帰 〜巡りくるもの〜
「いつも何度でも」
「もののけ姫」
「さくら」(女声合唱のための「風の祈り」より)
「大きな古時計」
「子守歌」(女声合唱組曲「少年の詩」より)
「祝祭」
「Goodbye Yesterday]
「ゆめのはじまり」いずみホール 14:00開演
めちゃくちゃうまい、というわけじゃないけど、ほのぼのあたたかい演奏会でした。ミドリコは譜めくりだったので、客席で聞いたのは第2ステージだけだったのですが、楽しく聞くことができました。
はっ、いま気づいたけどプログラムがない……。*1
ええと、記憶を頼りに書いてみようかと思います。
- はる・なつ・あき・ふゆ
- 四季の曲をひとつずつ。編曲がいい、って褒めたら失礼になるでしょうか(ならないですよね?)ベーゼンドルファーの低音って気持ちいいんですよねー。ややくいつきが遅いのが気になりますが、気持ちよく、楽しそうに歌っている感じがよかったです。
- 典礼聖歌
- オルガン伴奏。オルガンって苦手だったんですが、こんなにきれいだったんだー!××コンサートホールのオルガンが性に合わないだけだったのかしら?(獏)
- 歌い手と曲がとてもよく合っていたと思います。派手さはないけれども、素直で、心があたたまるような演奏でした。知子先生は歌い手として参加、弾いてるときも楽しそうな方なのですが、歌っていてもとても楽しそうで、見ていて気持ちよかったです。
- 巡りくるもの
- 語りを入れながらのアラカルト。語りも苦手だったんですが(苦手なもの多いんですよ)、これは好きだなあと思いました。感情はこもっているけれどわざとらしくなく、やさしい声、凄みのある声、愛らしい声、と次々に使い分けていかれる様子にただびっくり。芸に秀でた人というのはすごいですね。
- やはり編曲が凝っていて素敵です。で、さらっとお洒落に流せる編曲でもあると思うのですが、腹の底から動かされるような力強い演奏でした。飯沼先生と知子先生って、とてもエネルギッシュな演奏をされる組み合わせ、という印象が強まりました。「大きな古時計」で、飯沼先生と知子先生が連弾されて、その様子もとても遊びたっぷりで素敵だったのですが、会場から手拍子がかかって、そういうのに弱いミドリコはもう泣きそうでした。客席にいたら確実に泣いていたでしょう。
- 実は譜めくりに必死で、このステージについては詳しい感想が書けないのです。歌い手のみなさん、ごめんなさい。って、こんなとこ見てないか……。
- アンコール
- オルガン伴奏「兄弟のように」、ピアノ伴奏「夕焼け」。1曲目はなんとミドリコも歌わせていただきました。太っ腹な合唱団です。「夕焼け」は、伴奏に「夕焼けこやけ」を使った素敵な曲。どこかで歌ってみたいものです。
それから、表に出ることではないのですが、カワノ氏のステマネっぷりにも感動しました(この件、ちょっと書きすぎかしら)。飯沼先生とのコンビネーションのよさもあるのでしょうが、てきぱきしていて押し付けがましくなく、メンバーをリラックスさせながら進行させていく手際のよさにただ感心。
ミドリコたちの年代で「ステマネといえばカワノさん」って人になるのかもしれないな、と、ちょっと思いました。何かと忙しいんだろうけど、そうなってほしいなあ。
*1:後日チラシを発見して、それをたよりに補記しました。満員御礼だったので、足りなかったのかしら? でもパンフレットはいただきたかったです>メンバーの皆様