第137回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は諏訪哲史さん(37)の「アサッテの人」(群像6月号)に、直木賞は松井今朝子さん(53)の「吉原手引草」(幻冬舎)に決まった。
幻冬舎は1993年の創立以来初の直木賞受賞だそうです。快挙ですね。
……て、問題はそこじゃなくて。いや快挙ですよ。快挙ですけどもね。何ですか、北村薫には直木賞は見せるだけでやらないよってことですか。さんざん「惜しかったねー文春だったら獲れたのにねー」って感じで落としておいて、文春でノミネートされたら「幻冬舎から初の受賞★」ってなんだそりゃ。いや、賞ってそういうものじゃないかもしれないですが。しかし見てる側からしたら気ィ悪いったらないやん。
……もう北村薫の作品はノミネートしないでおいてほしいと思います。なんか作品が不当に玩ばれてるような気さえして腹が立つ。