ミドリコ雑記帖

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安野モヨコ『監督不行届』

監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)

ミドリコもろちさんも半端なオタクなので、ふたりして読んでるとすごく面白かったです……!
「擬音を口で言うのはおたくなんだって!」「ええ、そうなの?」「おどろいたときにわざとどもるのも!」「マ、マジっすか!?」(<言ってるはしから)などと大騒ぎしながら読みました。「でもさすがにここまではいかないねえ」と言ったら「庵野に勝てるわけない」と答えたろちさんが印象的でした(笑) ごもっとも。

カントクくんがすごい可愛くって、ときどき迷惑なくらい純粋で一生懸命で、身内として一緒にいたらすごく大変なんだろうけど、こういうふうに可愛く描けるのが愛なんだろうなーと思いました。(そして明らかに一般人ではないミドリコとろちさんが「オタク」になりきれないのは、この純粋さと一生懸命さがぜんぜん足りないからだなー!と思った……)
安野モヨコの漫画、ちゃんと読んだことなくて、どっちかっていうと苦手な絵だなと思ってたのですが、これを読んでるとすごいうまいなー、ていう印象。「うまい人のラフな絵」が好きなのです。他の漫画も読んでみたいけどどこから手をつけていいかわかんない。漫画喫茶行くかなー。
特別版には「カントクくんとロンパースの携帯ストラップ」がついてましたが、彩色が雑かったのでそそられませんでした。つくりが丁寧だったら欲しかったかも。そんくらい可愛かった……!