ミドリコ雑記帖

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なにわコラリアーズ第11回演奏会@いずみホール

今年もやってきましたなにコラ演奏会。「合唱団」に関する情熱の薄れている近頃ですが、ここの演奏は大好きなのでうきうきしながら聞きに行きました。
チケット引き換えの16:30についたところホール前は案の定長蛇の列で、もういい席ないんじゃないかしら、と少々危惧していたのですが、無事M列11番をゲット。ほんとはもう少し前の席を渡されそうになったのですが、「端っこでもいいからMとかNとかの席にしてください」と駄々をこねたら、通路横のよいお席が残ってたのです。やっぱりね(笑)<いずみホールでチケット交換のバイトをしたことのある人
肝心の演奏は相変わらずうまくて、みんな舞台慣れしてて、ユーモアがあって迫力のある演奏。毎度のことながら、この中で歌えたら楽しいだろうなあとしみじみ思ってしまいました。1ステのマデトヤ&シベリウスはちょっと発声が気になったのですが(うまいけど、もっと豊かな声が出る気がした)後半は全然意識しなかったのでよかったのでしょう。間宮芳生とか恐怖感ばっかりあったけど楽しかったです。なんか、曲を聴くっていうより、「なにコラを聴いてる」んだなあミドリコ。この人たちがどんな演奏をするのか楽しみだから、普段聞かないような曲もけっこう楽しみに聞けてしまうのです。
難易度の高い曲もよかったけど、シンプルな曲をさらっと演奏されるとぞくぞくしますね。そういや昔ラジオで、小原孝がブルグミュラーの練習曲を弾いてて、ものすごく感動した覚えが。神戸市混声がモーツァルトの「Ave Verum Corpus」を演奏した時もそう思ったし。そういう趣味なんですな、きっと。
ミドリコが普段演奏会を聞きに行く基準は「知り合いが出ている」「好きな曲をやる」なのですが、なにコラは知り合いが入る前から聞きにいってるし、曲はぜんぜん知らないのばっかりやってるし、それでもなんで行くのかって、ここの人たちの音楽に対するスタンスが好きだからなんだろうなあと思いました。歌が好きでうまくって、でも楽しんで歌ってて、「本気のアマチュアの趣味」って感じ。あれって男の人ばっかりだからできるのかなあ。自主的に本気でバカをやるって(いや、バカだって思ってるわけじゃないんですけど)いいなあと思うのです。