懸案のソロコンサート本番。
過去2度の出演のときはものすごく緊張したのに、この日はもう楽しくて楽しくて。いや、緊張はしましたよ。足ふるえてたし、「いまおかしなことしたら響きが落ちて戻らない！」とか思ってたし。
でも楽しかったんですよねー。にら先生がなんでいっつもあんなに楽しそうにステージに出てこられるのか、わかった気がしました。だって楽しいよー。響く場所で、人に聞いてもらって歌うっていうの。
「オペラ名曲ＣＤ集」みたいなラインナップの中、ミドリコが歌ったのはヘンデルの「I Know That My Redeemer Liveth」と木下牧子の「白いもの」。「白いもの」はものすごく苦戦したのですが、まっすん、さえちゃん、仮面くんにいろいろ手伝ってもらって、一日でだいぶ歌が変わったのがわかりました。すごく平坦にしか歌えてなかったのに、ぜんぜんできなかったcresc.が急にできるようになってびっくり。やっぱり表現って気持ちから出ると違うんだなあ。
8分弱の本番、ほんとに楽しくて、ハッピーで、あっという間でした。いろんな人に「よかったよ」「素直なきれいな声やった」「ていうかめちゃくちゃ楽しそうでしたね（これはともっちとさとるさん）」って言われました。いつも辛口のけいこさんに「木下牧子が声によく合ってた」って言ってもらえたし。「まあメサイアはなあ。あんなもんでしょ」とも言われたけど(笑)。
練習に付き合ってくれたもえちゃん、さえちゃん、仮面さん、いろいろ助けてくれたまっすん、遠くまで聞きにきてくれたともっちとさとるさん、そして、素敵なピアノで楽しい場所に連れてってくださったにら先生、ほんとうにありがとうございました。
