ミドリコ雑記帖

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ひさくん結婚式

奥さんの襲名披露公演、と銘打った、まるで演奏会のチラシのような招待状が届いたのが八月のこと。何が起きるのか楽しみに、出かけてきました。

ヨーロッパの邸宅風の素敵な式場。さすがひさくん、どれをとってもお洒落な会場です。フラワーシャワーの後、お庭でウェルカムドリンクをいただいて(寒かった)、お部屋の中へ。

ミドリコはめちおさんとあきらと同じ席。新婦のサークル仲間、アメ民*1のみなさんが一緒です。席次表を見てもぜんぜん知らない名前でしたが、見たら知ってる顔でした。アメ民のBOXはたにこんの上だったのです。新郎と新婦の仲も、その縁が元のようです。袖摺りあうも、て感じでしょうか。

久々に会うあきらさんはやはりおかしい人で、いろいろかましてくれました。ミドリコを見て「髪形と服が違うから誰かわからんかった」と言い放つのにはじまって(結婚式なんだから、違うに決まっておろう!)、あれやこれやと小ネタをとばします。果てはキャンドルサービスの蝋燭にタバコを挿して火を点けさせる始末。「俺を呼ぶからにはこのくらい覚悟してもらわんな」うん、確かにそのとおりだよ。ミドリコが結婚できるとしたら、あきらは絶対呼ばないことにしよう。どれだけ取り繕っても、大笑いして化けの皮がはがれる気がします。

お食事はどれをとってもおいしくて感激。なぜかめちおさんの食べられないトマトが立て続けに出てきて、あきら大爆笑です。飲み物のおかわりもひっきりなしに聞きにきてくれるし、リクエストも受けてくれるし。無理だと思いながらミントのカクテルを頼んだら本当に出してくださって感激したのですが、ネタのつもりで「これモンダミン」といって回したら、同席の5人全員が「ほんまや……」と言ったよ! ひどいよ!

お色直しの花嫁は黒いドレス。ひさくんは謎の幾何学模様のベストをお召しでした。大人っぽくて、夜の披露宴によく合ってて、素敵でした。余興の、新婦のやってたバンド「ピーチ姫」のヴォーカルがすんごいうまくて、たにこんズがっくり。いや、こちらの余興も心はこもってます、心は! そうそう、新郎新婦が中座している間、ともちゃん先生がこっそりピアノを弾いてらっしゃいました! 写真をとりまくるたにこんズ。ばっちりポーズまで決めてくださるともちゃん先生。メモリカードのデータがとんでしまったのが悔やまれます(そうなんですよ……悔しすぎるので忘れよう……)。

デザートはなんとお庭でバイキング形式。ウェディングケーキとかアイスクリームとか、なんと綿菓子までありました。夢のようだ……。思わず現役の頃の気分で後輩のアイスクリームを分捕ってしまいました。自分がどういう恰好しているか、忘れちゃってます。寒いので早々に(他人の)席に戻り、クレームブリュレをいただきました。はるおに分けてあげたらやたら感動して、後で会場の人にリクエストしてました。

そうこうしているうちにお開きの時間。もうじき思い出の地を離れるひさくんはちょっと泣き顔。つられたのか新婦も泣き顔。そういや、ひさくんってよく泣くんだったよね、と、学生時代を思い出してミドリコも思わず泣き顔。いろいろありがとう。そしておめでとう。幸せにね。

*1:アメリカ民謡研究会