私が松浦理英子に求めていたものはこれだった、と思う一冊だった。
『裏ヴァージョン』で見え隠れしていたもの、『最愛の子ども』で描かれながら、それでも結局は失われてしまうんだと思っていたものが、『ヒカリ文集』の中には満ちていた。『ヒカリ文集』でも永遠に続きはしないのだけど、失われてはいなかった。
私はこの本を、秋の光が美しく差す電車の中で読んでいた。後半、読みながらずっと、『朝びらき丸東の海へ』の終わりの方の一節を思い出していた。東の果ての海で、海水がかぐわしい真水になり、船員たちは水を飲むだけで、何も食べる必要がなくなった、という場面。
「これは、なんと申そうか、なんにもまして、光に似ているのですよ。」「飲むことのできる光です。もう、この世のはてとは、すぐそこに違いありません。」それと同じような美しいものに、いま私は満たされている、と思った。
読むと必ず泣いてしまうのが分かっているので、なかなか読み返せずにいるのだけど、一生大事に読みたい物語だと思った。ひとつひとつのエピソードが光に似ている。これを読むだけで、光に満たされることができる。
日常生活の記録しておきたいことはなんでもツイートしておいて、必要な時にTwilogで見返す、ということをやっていたのですが、Twitterの仕様変更でTwilogの新規記録が停止したり(Togetterに譲渡されて復活しましたが)、インターネットフレンドのTwitterアカウントが乗っ取られたりということがあって、これはどこか別のところにもメモをしておくべきなのではないかと思い、それならとブログにメモすることにしました。
- 米 1合
- だし汁 カップ1
- 酒 小さじ1
- 濃口しょうゆ 小さじ1
- 塩 2ml
- 松山あげ 1枚
- 舞茸 好きなだけ(まあでも1パックくらいが妥当かと)
塩の単位がなぜmlかというと、100均で買った1mlのスプーンを塩の容器に放り込んでいて、そのスプーンで山盛りにすくっているのでたぶん2mlくらいであろう、という感じです。
米はずっと土鍋で炊いています。実家で長谷園の「かまどさん」という土鍋を使っていて、炊飯が楽な上においしいので、私も同じものを買いました。
火加減も何もなく、ただ火にかけて、蒸気が出てしばらくしたら止めるだけという簡単さ。1合なら7〜8分で炊き上がります(その後に蒸らす時間が必要ですが)。
ひさしぶりに、歌う側で合唱のステージに乗りました。
ひさしぶりのオンステで、なにが困るかというと衣装です。一応以前からのものも持ってはいるのですが、今回のステージは合唱祭的なもので、歌うのも数曲、他のメンバーもそんなにばっちり決めてくる雰囲気ではないので、気軽な感じだけどちゃんとステージっぽい衣装をお手頃価格で揃えたい……と、今回は通販で揃えてみました。
ブラウスはこちらを選びました。2231円で送料無料。
近くで見ると生地はまあお値段相応な感じですが、ふんわりしたシルエットもタックの感じもきれいでよかったです。袖が七部丈で、ちょっと透け感があるのも好みでした。襟ぐりは開き気味で、私は襟元の詰まった服が苦手なのでこれもよかったポイントです。
難点はしわになりやすいところと、ふんわりしたシルエットなのでアイロンがかけにくいことですね。私が不器用すぎるのが悪いんですが……。ちなみにアイロンでどうにかできる気がしなかったので、洗濯した後、脱水を軽くして室内干しして、重さで伸ばす方法を取りました。ステージでならまあ誤魔化せるやろ、というくらいにはできました。
ボトムスはこちら。
これは以前、黒上下でオンステした時に買ったものです。
ノースリーブとしても、袖付きのトップスとしても着られるというもので、なんと上下で2990円。こちらも生地はやはりお値段相応ですが、遠目に見るなら問題ないと思います。
ウエストがゴムなのと、両サイドにポケットがあるのが地味に便利でした。
丈がやや短めで足首が出る感じなので、本格的な雰囲気のステージだと使えないと思いますが、逆に今回のような気軽なステージだと抜け感が出ていいんじゃないかと思います。
こちらもまあまあシワにはなりますが、遠目だと許されるレベルだと思いました。
で、この上下、合わせてみたらとてもいい感じでした！
どっちもプチプラなので、逆に生地の質感が揃った感じなのもよかったポイントかもしれません。
私はハリのある生地だと着られている感が出てしまうタイプなので、そういう意味でも合っていたと思います。
そういうわけで、楽天のプチプラ服が合唱の衣装に意外と使えたよ〜！というお話でした。気軽な合唱の本番がそんなにひょいひょい降ってくるものでもないと思いますが、万が一誰かの参考になれば幸いです。
