獣木野生 PALM27『午前の光 I』

パーム (27) 午前の光 (1) (ウィングス・コミックス)

出ていたことに2ヶ月も気づいてなかったなーんーてー。しくしくしく。

『愛でなく』の中ごろから話がよくわからなくなって、環境問題が苦手（苦手じゃすまされないんですけど！でもいたたまれなくて脱走したくなるんですうう）なのもあって、ちょっと熱のさめていたPALMなのですが、やっぱりすごいです。好きとか嫌いとかじゃなくって、「この人がそう言うのならそれは真実なんだろうなあ」って思う。「いまはそうは思わないけど、いつかわかる日がくるんだろう」って思う。ときどきは、目をそむけて忘れたいくらいきびしい言葉もあるのだけど。私が自分のなかにしまってある言葉のうち、この人の漫画からのものってけっこう多いです（あとは松浦理英子とか北村薫とか）。いろんな人がいろんなことを言うけど、私にはものすごく大切な物語です。

っていうかamazonでは「パーム(27)」としか書かれてないし画像もないし……こんなに素敵なタイトルなーのーにー。しょんぼり。