RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴 (角川文庫)
- 作者: 荻原規子,酒井駒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/24
- メディア: 文庫
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RDGの外伝です。単行本を買いそびれているうちに文庫になったので買ってきました。
ひさしぶりにRDGを読んで、ああー深行ってほんとに私の好みのタイプの男の子だったなー!!!ってめちゃくちゃ興奮しました。深行視点の短編だと深行の普通の男の子なところが見えてかわいらしく、真響視点の表題作ではやっぱりかっこいい深行の振る舞いにきゃーとなり、完全にミーハーな観点で読んでいました。楽しかった。
真響の視点になると、泉水子が本当にかわいいなと思いました。深行視点の泉水子も違う角度でかわいいので、本編から何割か増しでかわいい子になってた気がします。
あと、荻原規子が書いてるとスケートがすごく楽しそうに見えて、うわースケートやりたいなって思いました。風塵秘抄なんかもそうでしたけど、本当にこういうの魅力的に描かれますよね……。
そう思うと、真夏視点の乗馬の話とか読んでみたいですね……荻原規子の書く動物も魅力的だし、きっとすごくわくわくすると思うんだけどなあ。
本編のストーリーをかなり忘れていたので、結局最初から全部読み返して、ああーやっぱり深行は最高に好みのタイプ……!!って興奮してました。すごく頭の悪い読み方でしたが楽しかったです。
荻原規子の学園ものを読むと、「女の子が女の子としてこの世界で戦っていくやり方」を描いているんだなあと毎回思って、最後には『樹上のゆりかご』を読み返したくなるので、また近いうちに読もうと思います。単行本はそろそろもったいなくて本棚から取り出すのが怖いので、文庫買おうかなあ。